真に求められる弁護士を
目指す君へ。
ここに成功する途がある。
Lawyers
先輩弁護士からのメッセージ
高度なノウハウを吸収し
遺憾なく力を発揮できる場所
弁護士
江西 俊介
弁護士法人朝日中央綜合法律事務所 2008年12月入所 61期
当事務所はどんな事務所
高度なノウハウを吸収できる事務所
ノウハウや実績は無から生まれるものではありません。これらを獲得するための具体的な案件やニーズがあって初めて得られるものです。当事務所は、みなさんが高度なノウハウを吸収し、遺憾なく力を発揮して頂くための豊富な案件を有している事務所であると考えます。そして、ご自身が担当された案件だけでなく、事務所の歴史の中で蓄積されたノウハウや、他の弁護士が手掛けた案件から得られたノウハウについても共有され、自分のものとすることができます。
ともに成長できる事務所
みなさんが得られたノウハウや実績はその時だけのものではなく、次なるミッションに生かされ、さらなるご自身の成長につながっていきます。
ご自身の成長は、事務所の成長・発展につながり、弁護士としてさらに大きな社会的役割を担うことができるようになります。
このような絶え間のない成長サイクルの中で、事務所や仲間とともに成長できる事務所であると考えます。
入所後取り組んだ案件で印象に残っているもの、またそこから学んだこと。
ケース1:大規模遺産分割案件
- 入所間もない時期(アソシエイト)に担当。
- 遺産には都心の一等地にあるビルが含まれるなど、大規模な遺産分割案件。
- クライアントも感情面で思い入れの強い案件であり、相手方との交渉もさることながら、クライアントの意向をいかに解決に反映していくかに苦心する案件でした。
- 案件解決のための方針や見通し等について、可能な限り丁寧かつ正確に説明していく中で、徐々にクライアントの信頼を得ることができました。
- 年次の浅い弁護士であっても、臆することなく熱意をもって取り組めば大規模案件を解決に導くことも可能であることを学びました。
ケース2:大規模訴訟案件
- 訴額が1000億円規模の大規模訴訟案件。
- 多数の争点と膨大な証拠が存在する案件であり、1通の準備書面が千ページ近くに及ぶこともありました。
- 争点が多岐にわたるため、チーム内で役割を分担するとともに、相互に絶えず意見交換を行い、総力戦で臨みました。
- チームワークの力を学びました。
ケース3:大規模事業承継M&A案件
- 3000億円規模の我国最大規模の事業承継M&A案件であり、創業者の相続をきっかけに受任。
- 莫大な相続税の納付期限までの限られた時間の中で、クライアントにとって最良のスキームを検討、提案、実行するという困難な案件でした。
- 事業承継の場面では、多数の利害関係者や専門家が、自身の立場から種々の要望、提案を行うが、中にはクライアントの利益を損ねるものもあり、適時に適切な助言を行い、クライアントの不安を解消し、要望に応えていくことが極めて重要でした。
- 常にクライアントに寄り添い、クライアントの利益を最大化することこそが弁護士に求められる役割であることを強く実感しました。
最近はどのような仕事に取り組んでいるか、また何を意識して取り組んでいるか。
最近は非上場株式売却案件を多く扱っています。
多数の案件があるが、クライアントにとっては一事が万事であるため、なるべく丁寧に取り組むことを心掛けています。
また、案件を解決に導くことで実績、ノウハウが蓄積され、それが次の案件につながるため、次につなげることも同時に意識しています。
今後当事務所でどのような仕事をしたいか。
非上場株式売却案件から商事非訟(株式売買価格決定事件)に発展する業務を多く取り扱いたいと考えています。
我が国では株式売買価格決定事件について一定の裁判例が蓄積されているが、理論面、実務面ともにまだ発展途上であると考えており、自身の業務を通じてさらなるノウハウを蓄積していきたいと考えています。
また、相続・会社内の対立等を起因とする会社支配権紛争についても、案件ごとに種々のバリエーションがあり、これまで以上に多様な案件に取り組んでいくことで、様々なソリューションを提供できるようになりたいと考えています。
これから当事務所に入所する後輩へのアドバイスやエール。
まずは弁護士としての門出を迎えられた皆さんにお祝いの言葉を送りたいと思います。
ひとたび弁護士としてのキャリアをスタートすれば、たとえ新人であったとしても、クライアントは皆さんのことを一人の専門家として扱い、頼ってくれることでしょう。
最初は不安に思われることもあるかも知れませんが、当事務所ではアソシエイト、ジュニアパートナー、パートナーという段階的なキャリアアッププランが採用されており、先輩弁護士としては、過去の先輩弁護士が私にしてくれたように、可能な限り皆さんの成長をサポートしていきたいと考えています。
過去の自分を振り返って思うことは、遠慮は無用であるということ、信ずれば意外と道は開けるということです。ご自身の意見をしっかりと述べられることは、先輩弁護士としても頼もしく思うものですので、是非臆することなく業務に取り組んで欲しいと思います。
当事務所でのキャリアを経て、弁護士としての成長だけでなく、皆さんが人間として成長され、より豊かに、より自由な人生を送られることは、先輩弁護士としての喜びでもあります。
皆さんと成功や苦労を分かち合える日が来ることを楽しみしています。